近年は、子供の不登校や学力の低下が問題にされていますが、少子化ということもあり、子供の教育に早期から力を入れる親御さんも少なくはありません。小学校受験を考えている場合、受験の日までの約1年間かけて準備を行うことが多いです。また、塾に通わせるべきか通わせることなく受験をさせるべきか、家庭によっても考え方が違います。しかし合格を勝ち取るために大切なことは、家族の協力が何よりも大切となります。そして、目指す学校が決まったらその学校の特色を調べて、試験に向けた準備を始めるようにします。また、試験の時だけでなく、日常に生活での躾や親の接し方も重要になります。子供には、今まで育った環境によって個性があらわれます。そのため、普段の環境が重要になります。

試験に向けての準備期間で大切なこと

小学校受験では、子供の特性や感性など様々な角度から見られます。子供の様子は日常の親の接し方や愛情、躾などがあらわれます。躾は、幼い頃から日常的にしておく必要があります。日頃から、親子で楽しく絵本を読んだり季節ごとの行事を楽しみ、季節を感じる遊びを通して伝統行事や意味を伝えていきます。また、多くの会話をすることで言語能力が育てられ、自分の思いや考えを伝えられる子供に育つように手助けをします。また、本やテレビの世界だけでなく、実際に本物に触れ合って刺激を受けて発見や喜びを感じて、様々なことを習得していきます。このような子供の感性や特性は日常の中で育てられて、受験でもあらわれるものです。そのため、時間とこころにゆとりを持って普段から子供に接することが大切です。

小学校受験の内容を知って対策をする

受験は、小学校によって内容がかわってきます。筆記試験は生活の中での常識を問うものであったり、簡単な数字、図形、基本的な動物や植物の名前が身に付いているかなどの言語を問うものもあります。また、カードを見て、質問に対して日本語を正しく使って答えられるか、基本的な運動能力を確かめるために走ったり投げたりという試験内容があります。面接では、両親に対しては子供の教育に対する考え方や学校に対する理解などを聞かれることがあります。小学校受験は、子供だけの受験ではありません。受験を乗り越えるために何よりも大切なのは、家族同士の理解と協力が重要になります。塾に行くことで対策を行うのも大切ですが、両親の仲がよく、規則正しい生活習慣を送って家族一丸となって受験に向けて準備することが重要です。